ではまず写真を一枚。

「ど〜この誰かはしぃーらな〜いけーれーど〜♪」、
「いや、オレだよオレオレ!」。
・・・・さて、意味不明に始まりましました何年ぶりの更新でしょう、まさかの第二夜。




前夜からの流れを引き継ぎつつ、今宵は「からだの模様」について迫りたいと思います。
ナビゲーターは相変わらずの、でも年齢だけは順調に積み重ねる「九九」(仮称)がお送りいたします。

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《か〜らだはみーんな知〜ている〜》
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むぎわら帽子 竹田牧場
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まさかの続編! 誰も知らない、 でも酪農家は皆知ってるお話 その弐〜

 小難しい話も書きましたが以上で終了です、ありがとうございました。
 忘れたころに「第三夜」

《色、イロイロ》

.....あ〜かいあか〜い〜、赤い躰の♪

                                                   へと続けばいいな。w
折角なのでもう少し詳しくお話しますと、牧場で飼育している白黒牛(=ホルスタイン種)
というのは「血統登録」というのあることはご存知でしょうか?
そう、いわゆる「血統書付き」です。
名前だってもらっちゃうのですが、元々はオランダ原産の牛なので基本的には
カタカナで横文字っぽい名前(=名号)をつけます。
(でもカタカナ表記であれば「タロウ」や「ハナコ」でも多分大丈夫)

その時、登録のできない条件として「(1)更紗毛(さらさげ)のもの 」=黒毛の部分に
白の差毛が生えるもの、(人間の白髪交じりの髪が近いかも)。
(2)「白、黒又は赤一枚毛のもの」=すでに肉用牛と区別ができない!
んまあ「見た目的に駄目じゃん!」というのは普通に登録不可です。

さらに私は見たことないですが=(数はかなり少ない)
名号の末尾に「OC(オフカラー)」の文字をつければギリギリ登録できますというのが

※尾房(=しっぽの先)又は腹の全黒のもの
※蹄冠部(≒足首)を黒毛で取り巻くもの
ということになります。
限りなく雑種に近いけどしょうがないですね〜といったスタンス?

過去から現代まで、様々な理由からホルスタイン以外の牛との交雑は頻繁に行われて
今でも和牛とホルスタインの掛け合わせは通常的に行われてます。
これらの牛はきれいな白黒が発現しないんですね。
なのでそういったものは雑種とみなし登録せずホルスタインの括りからは除外して
種を守っていくという事ですね。

並べてみると同じ「黒い牛」でも違いがあることがお分かりと思います。
基本的にホルスタインはどんなに黒一色に見えても
「しっぽの先」「足首部分」「お腹」が白いという特徴があります。(例外も時々いますが)
なので世のお父さんお母さん、
もし郊外等で放牧中の牛を見かける機会がありましたら
白いしっぽで白いソックスで腹黒でないのが
ホルスタインだよ〜」とウンチクを語ってみるのもよろしいかと思います。

牛です。
ホルスタインという搾乳牛です。
黒いです。
真っ黒です。
限りなく漆黒に近いブラックです。
でも、日本国民垂涎の黒毛和牛とはちょっと違うんです。


では比較のための黒毛和牛の写真をポチっとな。

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